「顔のたるみ」に効果的なのは「よく〇〇こと」
年を重ねてくると、特に女性なら気になってくることのひとつが「顔のたるみ」。
「顔のたるみ」は、肌のコラーゲン繊維を支えている「エラスチン」という弾力繊維が、傷ついたり減少したりすることが原因のひとつですが、実はもうひとつ別の原因があります。
それは口のまわりを中心とした「顔の筋肉の衰え」です。
筋肉が衰えれば、そのまわりの肉がたるんでくるのは、体中どこでも一緒ですよね。
顔には「表情筋」と呼ばれる30種類以上もの筋肉があり、それらを相互に動かすことで笑ったり、泣いたり、怒ったり、
さまざまな表情を作り出しています。目や口などよく動く場所や、細かい動きをする場所には、特に筋肉が集中しています。
普段は顔の筋肉を意識して動かすことはあまりないかもしれませんが、さほど動かすこともなく放っておくと、筋肉が硬くなって表情がこわばってしまったり、血行が悪くなり、酸素や栄養素が運ばれにくくなって新陳代謝が低下し、顔のハリがなくなったり、シワや「顔のたるみ」の原因になってしまいます。
また、紫外線や年齢によって「表情筋」が衰えることでも弾力が失われてしまい、皮膚や皮下脂肪の重さを支えきれずに「顔のたるみ」が発生してしまいます。
「表情筋」も筋肉であり、体の筋肉と同じように、使わなければ衰えていってしまいますよね。
「表情筋」は鍛えることで血行が良くなり、筋肉に柔軟性が備わり顔にハリが出てくるので、美容に大変効果があります。
しかし一般的に「表情筋」は全体の30%しか使われていません。
「表情禁」を鍛えるために、ご自身で器具などを使ってマッサージをしている方も多いでしょう。
ただマッサージは過度に行うと、顔のたるみは改善されるどころか、余計にひどくなってしまうこともあります。
顔の筋肉は非常に薄いので、過度な刺激は筋肉が伸びきってしまう恐れがあり、行う時は注意が必要になります。
マッサージも良いですが「表情禁」を鍛えるには、毎日しっかりよく噛んで1日3度の食事をすることがとても効果的でおすすめです。
おすすめの食材は、漬け物、レンコン、ゴボウ、するめ、タコ、雑穀や玄米などやはり噛み応えのあるものです。
「顔のたるみ」はもちろん、ハリを保ちシワも解消・予防するために、「よく噛むこと」で普段使われない「表情筋」を鍛えて、美しいフェイスラインと豊かな表情を保持していきましょう。
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