顔のくすみの原因と対策とは|食事・運動・睡眠・化粧品を見直そう
健康な肌は透明感があってプルプルしていますが、くすみが進行してくると健康的とは見えがたい顔色になってしまいます。
なんとなく透明感がない、血色が悪いなどと感じるようになったら、くすみが発生している可能性があります。
シミやシワなどは目視で確認しやすいですが、くすみに関しては単なる気のせいであるケースもあり、自覚するのは少し難しいです。
ただ顔色が以前より悪くなってきたと感じるようなら、くすみが発生している可能性は高いでしょう。
くすみの対策には、日頃のスキンケアも大切ですが、根本を見直すと毎日の食生活習慣の影響も決して少なくありません。
食生活習慣も含めたくすみの原因と対策について、お伝えしていきます。
|くすみの原因とは|
・ターンオーバーの乱れ
くすみの最大の原因はターンオーバーの乱れにあるといわれていて、肌の新陳代謝が活発に行われなくなることで透明感のない肌になっていってしまいます。
ターンオーバーが正常だと新陳代謝がスムーズになり、古い角質が速やかに排出されていきます。
しかし年齢を重ねることでターンオーバーのサイクルが遅くなったり乱れたりすると、角質の排出が停滞するので弾力性ある肌も失われていくわけです。
加齢によってくすみが発生するのは老化現象の一環ですが、若くても生活に問題があれば発生するリスクはあります。
つまりターンオーバーを乱れさせる生活習慣全般が原因になるわけです。
角質の排出停滞のほかには血行不良も原因であり、血流が悪くなると肌に十分な栄養を送ることができません。
血液が肌細胞に栄養と酸素を常に供給しているため、血液の質や流れなどが肌状態に反映されていきます。
・冷え性や運動不足、慢性疲労による血行不良からも
冷え性は血行不良を促進しますが、ほかにも運動不足や慢性疲労なども関係しています。
湯船に浸からずにシャワーだけで済ませている人も冷えを招きやすいです。
血流が良くなる生活習慣を心がける必要があります。
・日焼けによる発生
日焼け止めを使用しない人はメラニン色素が分泌されやすく、これによって黒色のくすみを発生させることがあります。
紫外線はシミの原因になることがよく知られていますが、くすみや黒ずみも発生させるのです。
若いころは紫外線を受けても肌は健康を維持できることが多いですが、加齢に伴って肌免疫が低下していくと肌が酸化状態になりやすくなり、紫外線のダメージを大きく受けるようになります。
・肌の乾燥も
同じく乾燥も肌の大敵であり、乾燥しやすい環境で過ごすことが多い人は注意してください。
営業で外回りをされる人だと紫外線の影響によって肌が乾燥しやすいです。
室内で過ごすことが多い人は安心と思うかもしれませんが、暖冷房器具を使用することで肌乾燥を促すことは少なくありません。
乾燥を放置しておくと肌のバリア機能が低下し、くすみの原因になるので注意しましょう。室内にいるから安心と考えていると、ケア不足を招きやすいので要注意です。加湿を行うなどの工夫をしましょう。
|顔がくすみやすい人の特徴|
顔がくすむようになって悩んでいる人は少なくありません。
老化は誰の身体にもやってくるもので、年齢を重ねることで顔のくすみが気になり始めたという人は多いです。
20代と40代の肌ではターンオーバーのサイクルが大きく異なり、後者のほうが長くなっています。そのため加齢によって発生するリスクは高くなるのです。
肌の疲労やストレスも大きく関係しており、睡眠時間が少ないという人は注意してください。
しっかりと睡眠を取ることが重要になりますので、1日8~9時間は眠るようにしましょう。
睡眠する時間帯がその日によって異なる、睡眠時間が少ないといった人は注意が必要です。
また肌が乾燥している人は外的刺激からの抵抗力が衰えているので、顔のくすみが発生しやすいです。
夕方になるとひどいくすみが発生するという人は、血行不良や冷え性が関係していることが多いです。
これらの症状は午後にひどくなることが多く、特にデスクワークをされる人は注意してください。
同じ姿勢を続けていると血行が悪くなり、それによって冷えを招いてしまうのです。冷えると細胞に十分が栄養が届かず、肌の元気がなくなってきます。
メイク崩れなども夕方にくすみを目立たせる原因になります。
|くすみのタイプ|
くすみには実にさまざまなタイプが存在しています。
・血行不良によるタイプ
「血行不良によるタイプ」は細胞の元気がなくなることで発生します。
細胞は血液から栄養と酸素をもらうことによって活性化しますが、血行不良は細胞から元気を奪ってしまうので、血色が悪くなってくるケースがあります。
冷え性体質の人は特に血行不良を招きやすいので注意してください。
手足は特に冷えやすい部位ですが、これは心臓から距離が遠いことが大きな原因です。
慢性的な疲労体質の人も血行不良であることが多く、くすみが発生しやすいと言えるでしょう。
肌に元気を届けるのが血液である以上、血流は常にサラサラにしておく必要があります。
血流がよくなれば細胞レベルで元気になるので、肌トラブルを予防できるわけです。
・日焼けによるタイプ
「日焼けによるタイプ」は、紫外線によって大きく影響を受けます。
紫外線の照射量が多い状況はメラニン色素の分泌を促進させるのです。
外で仕事をすることが多いと、顔が日焼けしやすくなるでしょう。
UVケアをあまりしない人はまともに紫外線の刺激を受けますので、メラニンの分泌を促進することになります。
日焼けしやすい人は紫外線からダメージを受けやすいと考えられるので、黒ずみのリスクも高くなると考えてください。
色素沈着の影響によって黒ずみが発生すると、肌の透明感がなくなっていきます。
メラニンが生成されても速やかに排出させれば黒ずみは発生しにくいですが、メラニンが長時間留まっていると問題があります。
むくみに悩んでいる人も、くすみのリスクが高いと考えてください。
・角質によるタイプ
「角質によるタイプ」は、古い角質が残ることでくすみを発生させる可能性があります。
ターンオーバーは加齢の影響によりサイクルが遅くなりますが、ほかにも生活習慣に問題がある場合も要注意です。
慢性疲労や寝不足などが続いていると、肌がゴワゴワしてくるケースがあります。
プルプルと弾力性のある肌を維持できるのは、古い角質が頻繁に排出されているからです。
この過程に問題が発生すると、古い角質がずっと留まったままになるので肌のキメが粗くなってきます。
慢性的なストレスや食生活の乱れなども、ターンオーバーを崩す原因になるので注意してください。
顔の皮膚が全体的に厚くなってきたと感じる場合はくすみの可能性があります。
・乾燥によるくすみのタイプ
肌のキメが失われていると感じる場合は、肌が乾燥していることが多いですが、「乾燥によるくすみのタイプ」もあります。肌は何も対策をしないと次第に水分が失われていきます。
切ったリンゴを放置しておくと茶色くなっていく様子をイメージするとわかりやすいです。
乾燥によるくすみは肌をカサカサにして、さらに保水力が低下してくるので弾力性もなくなります。
粉っぽい肌に悩んでいる人も乾燥由来のくすみかもしれません。
季節の変わり目は肌のターンオーバーが乱れやすく、乾燥もしやすい時期だと考えてください。
冷暖房の効いた部屋で長時間過ごしている人は、乾燥由来のトラブルのリスクが高いです。
室内の湿度を適切に維持したり、スキンケアで保湿を徹底したりして対策をしましょう。
・糖化によるタイプ
意外と知られていない原因には「糖化によるタイプ」があり、過剰に炭水化物を摂取する食生活を続けている人は注意してください。
炭水化物は素早くエネルギーになる欠かせない栄養素ですが、食べすぎは炭水化物の過剰摂取につながります。
ごはんやパン・麺類などが好きな人は、炭水化物を大量に摂っている可能性があります。
なんとなく顔が黄色く感じられる人は、糖化によるくすみが原因かもしれません。
三大栄養素は生命活動をするうえで基本の栄養素ですが、バランスが崩れたり過剰に摂取したりしてしまうと問題があります。
お菓子をよく食べる人も肌が糖化しやすいので、お菓子の量を減らしたり炭水化物の少ないお菓子に変えたりするなど工夫しましょう。
|くすみのケア|
スキンケアを徹底すればくすみが解消すると思うかもしれませんが、実際はそう簡単にはいきません。
特にむくみが発生して血流が停滞している状況ですと、マッサージ法を取り入れることでむくみを解消させることが先決になります。
顔がむくみやすい人はくすみのリスクも高いので、フェイスマッサージ法で顔全体をほぐしてあげてください。
指の腹でもみほぐすようにするのがコツで、決して爪を立てないようにします。
爪を立てると肌に傷がついて、敏感肌を促進してしまうので注意しましょう。
安定した肌質を維持させるためにも、指の腹でマッサージするようにほぐします。
顔の部位で太くなっている箇所は血液やリンパが停滞しているため、ここを中心にほぐしていきましょう。
ただし何も塗布せずに刺激すると肌を傷める可能性があるので、美容液やクリームなどを塗布してからマッサージするのがおすすめです。
スキンケアの最後の仕上げとして行うのが好ましく、それにより美肌成分の浸透を促進できるメリットもあります。
正しいマッサージ法によって細胞を刺激し、肌の新陳代謝を活性化することができます。
代謝が悪化していると古い角質が残りやすくなり、ゴワゴワした肌質に変わってくるので注意してください。
くすみのケアのマッサージ法では、無理に時間を長くする必要はありません。
1回につき1分くらいのマッサージで問題なく、大切なのは洗顔のたびに行うことです。
毎日継続をすることが何よりも大切であり、心がけたいのはむくみを発生させないことです。
肌状態が正常なときは肌トラブルが発生しにくく、逆に肌バランスが崩れているときはリスクが高くなります。
目元の黒ずみが気になる人は、優しく指の腹でもみほぐしてください。目元にくすみがあるだけで眠たそうな顔になってしまいます。
目元をほぐすときも美容液やクリームを使用してください。
顔のなかで疲れを感じる部位は、入念にほぐしていきましょう。一部だけ硬くなっていたり、膨らんでいたりする箇所も問題があります。
こうした部位を指で探りながら見つけて、入念にほぐしていけば顔全体の巡りがよくなります。
老廃物を溜め込みやすい状況にあると、肌トラブルが発生しやすいと考えてください。
正しいマッサージ法でリンパと血液を促進していけば、肌に不要なものを速やかに追い出せるでしょう。
さらに新陳代謝を活発にして古い角質が溜まるのを予防するなど、健康的な肌を実現するためにも役立ちます。
正しいスキンケアとマッサージを併用すれば、くすみは今より目立たなくなるはずです。
|生活習慣から考えるくすみの改善法と対策|
くすみを改善させるためにスキンケアを研究するという人は多いです。
スキンケアは外側から肌を元気にする方法であり、マッサージと併用すればより実感度が上がります。
ただし外側からのケアだけでは限界があり、くすみがある程度進行している場合は対処できないことがあります。
また加齢の影響も加わっているならば、さらに本格的な対策が必要でしょう。
身体の内側に問題が生じていて、肌トラブルが発生するケースは少なくありません。
いずれにしても不健康を実感している状況は、肌トラブルのリスクになると認識してください。
内側からできるくすみの改善法には、睡眠を整えていく対策があります。
毎日なんとなく睡眠を取っているという人は多いですが、睡眠は身体をリセットする役割があるのです。
朝起きると疲労やストレスが大幅に解消しており、頭もすっきりとしているでしょう。
肌修復も睡眠中に行われているので、質のよい睡眠を取ることが何より大切です。
そのためには早寝早起きをすること、中途覚醒を防ぐことなどがポイントになります。
途中で目が覚めてしまうと、眠りの質が悪くなるのは間違いありません。
入眠に時間がかかる人も要注意ですから、入眠の妨げとなるストレスは極力解消し、就寝前は考え事をしないようにしてみましょう。
運動は身体の代謝を活発にするので、肌にもよいことが数多くあります。
日常的に運動をするようになってから、冷え性が解消したという人は少なくありません。
冷えは身体にとって大敵であり、肌にもメリットは何一つないのです。
運動をすればターンオーバーが正常になるので、古い角質の排出が促進されます。
やわらかい弾力性のある肌に変えるためにも、毎日のウォーキングやジョギングが役立つのです。
運動にはデトックス作用もあるので、肌によくない老廃物を排出するためにも役立ちます。
食事はバランスよく摂ることが大切であり、くすみ対策のためにはビタミンをたっぷりと補給する必要があります。
野菜をたくさん食べるようになってから、肌が安定するようになったと答えている人は少なくありません。
肌が不安定になるとガサガサしてくることが多く、肌のキメも粗くなってくるでしょう。
くすみ改善のための食事は1日3食が基本であり、特に朝食を抜くのはよくないです。
また炭水化物を摂りすぎると糖化の影響により、肌が黄色くなる可能性があります。
炭水化物の摂取割合が多い人は、相対的にたんぱく質と脂質の割合を増やしていくのが好ましいでしょう。
|くすみ対策におすすめのスキンケア|
くすみの悩みを解消するには、毎日どのようなスキンケアを行うかが非常に大切になってきます。
これまで見てきたように、くすみには紫外線や乾燥などの外的な原因もあれば、年齢による衰えからくる内的な原因もあります。
この紫外線や乾燥による外的な原因や、衰えによる内的な原因を、肌に優しく効果的に補ってくれるおすすめの洗顔石鹸が、「高濃度竹塩石鹸premium(しっとりタイプ)」です。
肌の老化(酸化)作用に対抗する還元力を持つ竹塩を高配合された石鹸ですので、泡を気になる箇所にのせてケアしてあげることで、肌の様子が変わってきます。
肌を乾燥から守るオリーブオイルと米発酵エキスも配合し、化学成分を使用しない無添加石鹸ですので、優しく肌を洗い上げて、くすみをケアしていってくれます。
スキンケアの基本は洗顔です。ぜひ毎日の生活習慣の見直しとともに、お試しになってみてくださいね。
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